知的資産を分析する利点は何か?
- 経営者は、事業戦略の布石が打てる。
- 新たなビジネスモデルを作り出すきっかけとなる
- 事業承継時の後継者への情報伝達が容易となる
- 社員の意識向上とコミュニケーションの活性化
- ステークフォルダーに価値ある情報の提示が可能
- 事業活動の質的レベルアップ、目標管理、人事評価
知的資産の分析ステップは ?
- 社のビジネスの流れを明確にする。
- 知的資産を人的資産、構造資産、関係資産に分類して棚卸をしていく。
- 強みを示す指標(業績評価指標:KPI)を設定する。
例えば、営業の評価であれば、「引合案件数」「訪問回数/商談期間」
「成約率(受注率)」などのように定量的に評価できるものを作る。
- 外部環境における強み・弱みを分析する。
- 今後の経営戦略を明確にする。
- 知的資産経営報告書を作成する。
(1) 開示する相手を特定し、相手の知りたい情報にフォーカスを当てる。
(2) 強みを生かした経営戦略と事業計画を記載する。
(3) 強み(業績評価指標:KPI)と事業の業績の関連性を記載する。
(4) 図、写真、グラフなど視覚的な要素を上手くつかう。
- 知的資産経営報告書をコミュニケーションツールとして利用する。
(1) 顧客への営業活動
(2) 取引先・協力会社への開示
(3) 社員採用活動
(4) 金融機関・投資家への資金調達活動
(5) 公的機関への情報開示
PDCAサイクルで運用
- 分析した知的資産をベースに強みを生かした事業計画を立てる。
KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)を設定してどうなったら
目標達成できたかという指標は必ず作る。
- 事業計画を元に実際の経営活動を実行する。
- 経営結果を振り返り、強み(知的資産)を再度評価する。
- 知的資産経営報告書を再度作成する。