今日の一冊(統計データが語る日本人の大きな誤解)

20140405-02

ブログを再開しました。
今日は、最近読んだ「統計データが語る日本人の大きな誤解」のご紹介です。
【感想】
メディアや他人から聞いた情報は、事実が歪められていたり、伝える人の主観的な考えが多分に盛り込まれていることが多い。だが、統計情報などに基づいた客観的根拠がないと説得力がない。この本を読んでも今まで新聞やテレビで聞いていることは、数値的に他国と比較した結果をみると意外と真実と異なることがわかる。
以下興味深いと思った部分を抜粋(コピペではありません)
・東京のGDPは韓国一国のGDPと同程度。鳥取(日本最下位)のGDPはパラグアイと同程度
・東京の特許出願数は、シリコンバレーを凌駕する。
・日本は、公務員の数は5%程度、一般政府支出対GDP比率は36%で実は小さな政府
・所得格差拡大したように見えるのは、高齢化が進み、年金世帯が増えたたため
・生活必需品が買えないほどの人は3%程度、欧米と比べたら少ない。
・日本人は、長時間働いていてもストレスを感じにくい。
・睡眠の減少は、労働時間の増加ではなく、趣味・娯楽・おしゃれなどの時間が増えた。
・うつ病で悩む人は、アジアの中でも欧米と比較しても最下位レベルで案外少ない。
・自殺は、増加しているが、女性の自殺は減少している。